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最終更新日 2004年5月11日


保育園の民営化@あだち
私立園になって



足立区は、平成16年度から、足立区が運営している認可保育園を民営化すると表明しています。 我が子の通う園が民営化の対象となり、実際に私立園になりました。 今のところ、とまどったり、驚いたりしていることが多いです。 早く、保育者を信頼できるようになる日がくればいいなと願っています。

ハード面の変化
運営を引き継ぐ社会福祉法人が決まって、急ピッチで補修工事が行われました。 はげたり、へこんだり、キズのついたままだったところは、キレイになりました。 これまで、暖房のみだった幼児クラス(3・4・5歳児)の保育室に、冷房設備が付きました。 調理室も工事が入りました。 4月に入って、防犯カメラも設置されました。
備品なども新たに購入しているようで、キッチンセットなどの大きめの木製のおもちゃも入りました。

保育の変化
いろんな体操や遊びを取りいれているようです。 「○○は初めてのようでしたが、慣れてくると…」というフレーズを掲示板で見かけます。 若い保育者が多く、新しいものを積極的に取りいているように感じます。
行事の変化
年間予定表を見ると、行事が少し増えました。 お泊り保育など、以前は公立園でも行っていたけれど、現在はやめてしまったようなものもあります。 運動会など、多くの保護者が見に来る行事は、土曜日に行われることになりました。 土日がお休みの保護者にとっては、ありがたいですね。 反対に、流通関係など、土日のほうが仕事が忙しい保護者は困ってしまうかもしれません。
保育者の変化
移行期間から保育に関わった新園の保育者、公立園時代の非常勤職員・臨時職員で新園に移った保育者、新園で4月から加わった保育者がいます。 3ヵ月の移行期間のうち、特に3月は、新園の担任予定者がクラスを運営していたといくこともあり、子どもたちが人見知りするような状況にはなりませんでした。 総じていえば、年齢層が下がりました。 そして、新園になってから、なんだか勝手が違うことがでてきました。

公立園では、子どもが何も特別なことをしていないのに「痛い」と言ったとき、よく観察して、お迎えのときに、いつ・どういう状況で・どんなふうに・その後どうだったかなどを伝えてくれます。 もちろん、転んだり、ぶつかったりしたときは、手当をしたうえで伝えてくれます。 現在は…、その場の保育者の判断で伝えるかどうか決めるとのことです。 お迎えのときには、特に保育者からは話がなく、帰宅後に子どもの口から「今日転んじゃった」ときいて、すりキズがあるのに初めて気付くというような状態です。
その後、担任の先生と話をして、通常保育の一定の時間までのことは連絡帳で、それ以降のことはお迎え時にお当番の先生から口頭で知らせていただけるということになりました。 ただ、これは、園全体で保護者に周知しているわけではなく、我が家に対してはそういう返答だったということで、連絡漏れが結構あります…。 なんだか、心配です。

4月中に、こんなこともありました。 お迎えにいったところ、たまたまテラスの入り口が開いていて、お友達が我が子にお迎えがきたことを教えてくれたようです。 すると、ぱーっと走ってでてきて、靴を履き、そのまま園庭へ…。 先生は出てくる様子がありません。 門から出ようとしているので、慌てて後を追い、結局そのまま帰宅してしまいました。 こんなことが、1回ではなかったんです。
もしかすると、先生は、こちらからは死角の位置にいて、子どもと挨拶をしていたのかもしれません。 が、子どもだけがでてきたら、以前は必ず、保育者(パートさんも含みます)がすぐでてきて、正規の先生からしか子どもを引き取ることができませんでした。 子どもだけが出てきて帰れてしまう状態は、保護者としては、不安です。 話してみましたが、理解してもらえているか、よくわかりません。

看護師は、公立園では、0歳児クラスの担当であると同時に、園児全体の保健指導や健康管理をし、具合の悪くなった園児がいれば手当てをしていました。 現在は、軽度のケガではでてこないようです。 包帯がはずれかけている子どもがいても巻きなおさないようで、しっぽのでたままの子どもを見かけました。

出勤時間が迫っていて、朝急いで預けようとしていてもできないことがあります。 登園がバッティングすると、受けいれに時間がかかり、待たされてしまったり。 若く独身の保育者が多いためか、働いている親の立場を考慮した言動が難しいようです。

コミュニケーションの変化
各クラスには掲示板があり、公立園時代は、乳児クラス(連絡帳あり)は、全体へのお知らせを、幼児クラス(連絡帳なし)では日々の保育内容が書かれていました。 その掲示板、幼児クラスは、特例保育のお迎え時に見づらい位置にありました。 お迎えの後、わざわざ見に行かないといけないところに置いてあり、見やすい位置へとの要望には応えてもらえませんでした。 その掲示板が、4月以降、保護者の見やすい場所=特例保育の保育室前に置かれるようになりました。 4月当初は、書いてないクラスもありましたが、このごろは、日中どんなことをして過ごしたか、お迎え時にわかります。

公立園のときは、幼児クラスには連絡帳がなく、保護者が必要であれば自分で用意してもいいですよという状況でした。 ただ、書くということは時間を取られるので、質問等を書くのは歓迎されませんでした。 現在は、連絡帳ができ、連絡事項を書くことができます。 園から連絡事項を書いたときには、カバンに印をつけてもらえ、見逃すことがありません。 スタンプ帳ができ、登園した日がわかり、子どものはげみになっているようです。

公立園のときは、登園時に、健康状態などの確認が必ずありました。 現在は、包帯や湿布をして登園していてもノーチェックです。 「どうしました?」と聞いているのを見たことがありません。 また、公立園のときと違って、朝の特例保育の時間に保護者から連絡事項を伝えても、連絡帳にも書きましたがと口にすると、十分説明を聞いてもらえなくなりました。 担任だけが知っていればいい話なら構わないでしょうが、特例保育の時間帯に関わる内容のときは…。

配布されるお便りなどは、内容云々は置いておいて…、プリントのサイズはA判もB判もあります。 園の名前や日付の入っていないプリントもあります。

こんな感じです。 これから、行事などを通して、いろんなことがわかってくると思います。 少しずつ書き足していこうと思っています。


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